白髪染めヘアマニキュアの定着、褪色防止
白髪染めヘアマニキュアは、その染まる仕組から、 定着しにくく、褪色しやすいという特徴があります。そのため、もっとしっかり色を入れたい、 染めたけど白髪が若干目立つ、 色持ちをもう少し良くしたい、などいくつかの不満が残ることがあります。
ここでは白髪染めヘアマニキュアの染まりを良くする方法、 白髪染めヘアマニキュアの短所である色持ちを良くする方法、 をいくつか紹介しています。
白髪染めヘアマニキュアの染まりを良くする、褪色を防ぐ方法
白髪染めヘアマニキュアは髪をコーティングすることから、髪に艶を与え、綺麗に見せる反面、 色が入りにくく、色落ちが早いという特徴があります。しかし、少しの工夫で、少しでも染まりを良くする方法、褪色を防ぐ方法が、いくつかあります
重ね塗り
単純ですが効果の高い方法が重ね塗りです。ヘアマニキュアは髪の表面をコーティングするものの、コーティングは日に日に落ちていきます。
また、髪のイオンは日によって変化するため、重ね塗りにより染まり具合が良くなります。
日にちの間隔を開けると、一日に二度塗りするよりも効果が大きく、 美容院よりも綺麗に染まる場合もあります。
ヘアマニキュア以外の色持ちには透明のヘアマニキュアを塗ることで、褪色を防ぐ効果があります。
加熱
加熱によりイオン結合が促され、白髪染めヘアマニキュアの染まりが良くなります。白髪染めヘアカラーの加熱は発色を良くする目的ですが、 白髪染めヘアマニキュアの場合、イオン結合が促されるため髪への定着、染まりが良くなります。
ヘアマニキュアを添付後、頭にサランラップを撒いてドライヤーで5~10分程度加熱するのが効果的です。
髪のダメージ
ヘアマニキュアは分子が大きく、通常は髪の内部には浸透しにくいのですが、 髪のダメージが大きい場合、キューティクル内部にヘアマニキュアの染料が浸透し、内部から発色します。わざわざ髪にダメージを与える必要はありませんが、ダメージ補修を目的に白髪染めヘアマニキュアを使用する場合、 よく染まります。
ただし、髪の補修が進んでいくと、だんだんと染まりが悪くなります。
製品の成分
白髪染めヘアマニキュアは髪内部へ染料の浸透を促すため、 ベンジルアルコールやエタノールが配合されています。髪には良くないものの、この成分が多いほど髪の表面だけでなく、髪の内側までしっかり染まります。 成分表記はベンジルアルコール、エタノールです。
シャンプー
ヘアマニキュアで染めた後に洗い流すシャンプーと、通常のシャンプーの両方に工夫が必要です。特に添付後に洗い流すシャンプーは、ヘアマニキュア専用のシャンプーにすることで、褪色を大きく防ぐことができます。
また、通常時のシャンプーも褪色の原因である界面活性剤が入ったシャンプーや、 ヘアマニキュアのイオン結合を剥がすアルカリ性シャンプーを避けるだけで色持ちが良くなります。
好みはあるものの、通常のシャンプー時に、ヘアマニキュア専用のシャンプーを使うとより効果的です。
コンディショナー
ヘアマニキュアがよく染まる様、髪のコンディションを作る製品が、幾つか販売されています。また、施行後の褪色を防ぐコンディショナーもいくつか販売されています。
ヘアマニキュアの種類
「ヘアマニキュア成分入りのヘアカラー」を使うという方法もあります。詳細は白髪染めヘアマニキュア仕組みと種類をご参照下さい。
ヘアカラー成分が入っているため、髪へのダメージは多少ありますが、白髪染めヘアカラーと比較すると髪の傷みは若干少ないため、 しっかり染めたい場合にはおすすめです。
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