白髪を活かす

白髪を染めたりぼかしたりするのでなく、白髪を活かすことも一考です。
ここでは白髪を染めずに活かすためにできることや、その方法について紹介しています。

落ち着きと知性、優雅さを感じさせる白髪とは

白髪には「老けた」という印象があることも否めませんが、年相応、特に60代以上で綺麗な白髪であれば、落ち着き、知性、優雅さなどを感じさせることができ、白髪であることでかえって好印象を与える場合があります。

素敵な白髪と野暮ったい白髪の違いはたった２つの違いしかありません。

素敵な白髪はツヤと白髪の色が大事

素敵な白髪の条件は2つです。

白髪が綺麗に見える条件

ツヤ・ハリ

白髪の色

ツヤ・ハリ

ツヤ、ハリのない髪は疲れて見えてしまいます。
これは黒髪であれ、白髪であれ同じです。

髪のツヤ・ハリを出すのに、特に重要なのはトリートメントと栄養です。

トリートメントはツヤ・ハリを出すタイプの市販品が多く販売されているため、それらを使用することで変化が出てきます。

また、栄養は髪の毛の細胞を作る栄養素であるタンパク質、亜鉛、ビタミンなどが効果的です。
特に髪の毛は他の皮膚や臓器に比べて栄養が届きにくく、また、年齢とともに胃が弱り、栄養は吸収されにくくなっていますので、毎日意識して摂取することで、少しずつツヤ・ハリのある若々しい髪へと変わっていきます。

白髪の色

白髪の原因のひとつはメラニンの不足ですが、メラニンのうち、フェオメラニン（主に黄色色素を担当）のみが残る場合があります。
(白髪の原因とメラニンについては、白髪の原因はメラニン不足をご参照下さい。)

このような白髪の場合、髪が黄ばんで見えてしまいます。
純白な髪は清潔なイメージがありますが、黄ばんだ髪は洗濯物や食器による汚れなどのイメージが強く、純白な白髪と比較するとどうしても不潔な印象を与えてしまいます。

よほどの黄ばみでなければ特に気にする必要はありませんが、ホワイトニングローションなどを使うと、黄ばんだ白髪が比較的綺麗な白髪になります。