白髪染めヘアマニキュアを落とす

白髪染めヘアマニキュアは、髪をマニキュアでコーティングすることから、他の白髪染めとの相性が非常に悪くなっています。
（他白髪染めとの相性については、白髪染めのトーン変更をご参照下さい。)

ヘアマニキュアがついたまま他の白髪染めを使用すると、染まらないだけでなく、思った通りの色にならないため、ヘアマニキュアを落としたいと思うかもしれません。

ここでは白髪染めあるいは、通常のヘアマニキュアの落とし方ついて、いくつか紹介していきます。

白髪染めヘアマニキュアの落とし方

白髪染めヘアマニキュアは成分を含めて様々な種類がありますが、そのほとんどは酸性です。
この酸性染料(タール色素)を使ったヘアマニキュアは、アルカリ性成分により髪から剥がれやすいという性質があります。

自然に落とす

ヘアマニキュアは髪の表面に染料を付着することで染めています。
詳しくは、白髪染めヘアマニキュア仕組みと種類をご参照下さい。

この染料は髪の内部に浸透していないことから、シャンプーや洗髪で徐々に剥がれ、早ければ3週間、遅くとも1ヶ月程度で全て落ちていまします。
急いでない場合は、この方法が髪へのダメージが最も少なく、確実にヘアマニキュアを落とせる方法です。

タバコの灰

吸った後にトントンして落とす白い灰（もみ消した黒い灰は効果なし）を水に溶かし、何度か髪に滑らすことでヘアマニキュアを落とすことができます。

タバコの灰は汚いイメージもありますが、成分は石灰です。
農家の肥料などにも使われます。
灰の中の炭酸カリウムがアルカリ性であることから、ヘアマニキュア落としに効果があります。

ビタミンCペースト

ビタミンCを細かく砕き、水で溶かし髪に塗ります。
ビタミンCは酸性食品（体の内部に入ると酸性に変わる）ですが、それ単体ではアルカリ性です。
最近は値段も安いことから、安価にヘアマニキュアを除去できます。

重曹ペースト

重曹も言わずと知れたアルカリ性です。
台所や床掃除にも使われることからその汚れ落とし効果は有名ですが、ヘアマニキュアも落とすことができます。

重曹は肌に無害ですが、頭皮の一部で念のためパッチテストをするのが良いでしょう。
水に5%程度の重曹を溶かし、髪をマッサージするとマニキュアを剥がすことができます。