白髪対策：白金ナノコロイド

白金ナノコロイドで白髪対策

白金ナノコロイドが白髪対策に効果的です。

理由は、白髪の原因となる過酸化水素を、白金ナノコロイドの強い抗酸化作用により、無害な水と酸素に分解してくれるからです。

ここでは、白髪対策として、白金ナノコロイドについて、その効果と特徴、副作用を中心に取り上げています。

白金ナノコロイドとは

白金ナノコロイドとは、白金をナノ（0.000000001)の単位でコロイド（分散している粒子）の状態にしたものです。

白金と白金ナノコロイドは異なる物質

白金は酸に対して強い、錆びにくい、腐食しにくい、王水（濃塩酸と濃硝酸の混合液）以外には溶けない、高い融点(1,768℃)を持つ、など金属として非常に安定している、という性質を持っています。

一方、白金ナノコロイドは、白金の性質を受け継ぎつつも、ナノ単位の物質であることから、ナノマテリアルに分類されています。ナノマテリアルの特筆すべき特徴は、元の金属（白金）とは異なる性質を持つ、ということです。

ナノマテリアルの特徴

結晶のサイズが非常に小さい（ナノ単位）
元の結晶（ここでは白金）と、性質が異なる
表面積が大きいため、その特性が強くでる

白金ナノコロイドの効果

白金ナノコロイドはナノマテリアルのため、白金とは異なる作用を持つものの、いくつかの部分は白金の作用と似ている部分も多くあります。

白金ナノコロイドの効果

抗酸化作用により、活性酸素を除去する
皮膚の変色を低減する
皮膚の健康な外観や再生を維持する
抗菌作用により、インフルエンザウイルスなどに対抗する
など

その他、東京大学の実験では、まだ回虫の段階ですが、寿命が2～3倍になったという実験結果もあります。

コエンザイムQ10は白金ナノコロイドの効果を増幅する

白金ナノコロイドはコエンザイムQ10や水溶性ビタミンE誘導体を併用すると、それぞれ単独で使用するよりも抗酸化作用、活性酸素除去効果が増幅する、という検証結果があります。

白金ナノコロイドの副作用

厚生労働省においても、白金ナノコロイドの安全性、有効性について触れているものの、その内容は人によって解釈が異なる表現も含まれています。

白金ナノコロイドの副作用

良い解釈

厚生労働省がその安全性を保証している
ナノマテリアルが人の健康に悪い影響を及ぼすという報告が未だ存在しない

悪い解釈

世界各地で研究が行われているが、健康への影響を予測するための必要十分なデータが得られていない
ナノマテリアルに特化した法律や化学物質のサイズに着目した規制が存在しない

ラットを使った実験では、白金ナノコロイドを13週間強制経口投与した毒性試験において、 120μg/kg/日でも毒性兆候が確認できなかったという報告があります。

白金の毒性

白金ナノコロイドに特化した毒性は未だ確認されていないものの、白金についての毒性はいくつか認められています。

白金の毒性

アレルギー
喘息
腎臓に対する影響
など

金属としての白金は無害であるものの、感受性の高い人においては金属アレルギーが出ることがあります。また、白金ダストの暴露により、喘息、息切れを伴う喘息性症候群にいたる呼吸器症状が起こるという報告もあります。
その他、白金の化合物であり、抗癌剤としても用いられる医薬品の白金製剤 (シスプラチン)は、腎毒性が確認されています。

これらの副作用が白金ナノコロイドで出たという報告は未だないものの、慎重派の人にとっては十分に検討すべき内容になるかもしれません。

ヨーロッパでの耐用上限

白金ナノコロイドではないものの、ヨーロッパにおいては、白金の経口摂取の耐用上限を10μg/日としているようです。
ラットの体重や無毒性などを元に、その上限量を25μg/kg/日とし、人間への安全係数を100倍として、0.25μg/kg/日と定めています。
そのため、概ね50kgの人で12.5μg/日程度を経口摂取の耐用上限としているようです。